左利きの男②
初回デートは恵比寿でまちあわせ
駅で待ち合わせした瞬間おもったこと
背ひくっっっ!!!
相席屋ではずっと座ってたから気づかなかったけど
加藤のほうが確実背が高いな。
こんなんだったらヒールはいてこなければよかったよ~
(ちなみに加藤は身長163センチある
男性に高身長は求めないが、自分よりは多少高くはあってほしい)
意外に背低いんですね。とオブラート包んで(笑)伝えてお店に向かいました。
男が予約していたのは、恵比寿の裏路地にあるおしゃれなおでん屋さん。
隠れ家的なお店でめちゃくちゃセンスよかった。
さすが日々マーケティングの仕事してるだけあるねと内心思いました
お店に入り店員さんに案内されたのはカウンター
バーじゃないんだからなぜカウンターなんだ
しかもこの店見た感じ個室も半個室もありそうだし
金曜日じゃないんだから個室あいてるだろう
…つかカウンター嫌だな…
でもしょうがない、せっかく予約してくれたんだから
加藤文句いわないよ!
着席時、
男にこっち側に座りな~と謎の指示をされる
加藤右側に座らされる。
加藤は座るときも歩くときも基本男性の左側にいたいタイプなのに
なぜ男に座り位置まで指示されなきゃいけないんだろう
…つか右側ってほんと落ち着かないな…
でもしょうがない、せっかく予約してくれたんだから
加藤文句いわないよ!パート2
※心理学によると、右側は主導権を握る人、左側はリードされる人、
っていう心理構造があるらしい。
脳科学の観点からみても左耳で聞いた声は情緒を司る右脳に届き、
右耳で聞いた声は理性を司る左脳に届くと言われている。
つまり右耳で聞き取った情報のほうが脳で受け入れやすい傾向があるらしい。
女性の皆さんプレゼントほしい場合は右の耳にささやいてお願いしてみると
買ってくれるかもよ。れっつおねだり☆
ーーーーーーーーーーーーーーーー恋愛コラム、恋愛心理学を見まくっていた加藤情報
食事中は、
男の仕事の話
男の趣味の話
男の恋愛観
男の結婚観
なんだこれ、自分の話ばかりじゃないか
ほとんどが自慢話だし、さてはこいつナルシストか
彼氏としては
優しそうだけど話つまんないし、女性経験少なそうだし
なんか性格かみ合わないし無し確定だな。
お酒をたらふく飲んで、おごってもらって帰るぞと路線変更の加藤。
日本酒を冷で頂く事とします。(日本酒だいすき)
1時間経ったころ、男が酔っ払ってきてこう言いました
「俺左利きなんだよね~」
加「そうですね。」
(知ってます。冒頭にその話して王道の質問、文字書く時は右なんだって情報聞きましたから)
「だから加藤ちゃんには右側に座ってもらったんだ☆
なんでだと思う?」
加「えーなんでだろう、」
(まじどうでもいい~)
「うーん。えー。あ~ご飯食べるとき
わたしが左側だと肘が当たっちゃうからですか?
お気遣いありがとうございます。」
(まじどうでもいいから~)
「違うよ~☆こうやってごはん食べてる間も
手つないでいられるからだよ☆」
手にぎにぎ………
(なにこれ!!!!!!めちゃきもいんですけどーーーーーー!!!!)
加「えーそうゆうことなんだったんですね。」
(鳥肌だよーー!!!いきなりのボディータッチ!
つかほんとにずっと手握ってくるよこのひと。
ご飯食べずらいし、
お酒も飲みずらいし、
めちゃきもいんですけどーーーーーー!!!!)
その後1時間ほど
手にぎにぎの苦行ときもいぐらいの甘い言葉にたえ、
その日は無事開放されたのでした。
ちなみに加藤はどんなにきもい、無しだなーと思った男性でも
そのデート中は相手を楽しませることに徹し、
楽しんでいるように見せかけ、
デート後お礼メールだけ送りその後は、連絡を返さない女です。
ブロックは基本しません。
その夜
加「今日は、ご馳走様でした。
あんなおいしいおでんはじめて食べました!にこちゃん
ありがとうございました!にこちゃん」
左利き男「今日はありがとう。
無事家ついたかな?今度は映画見にいこうね♪♪」
加藤既読スルー
完